家は資産ではなく道具、アールシーコア
- 2016/07/26
- 15:37
◎兵法経営 今日のポイント
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私欲を捨てよ。
そうすれば本質が見えるようになる。
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━━━━━━━ 2016年7月18日付「日経MJ3面」より ━━━━━━━
□■□ 本日の注目企業・人
■□■ 家は資産ではなく道具 アールシーコア
□■□ 自社開発したログハウスを販売
────────────────────────────────
今日は、バブル崩壊後も住宅の企画販売で業績を伸ばし続けた
住宅メーカー、アールシーコアに関する記事です。
■住宅は値上がりを見込める資産ではなく、使い倒す道具になった。
■1985年に設立し2005年に上場。かつては「ビッグフット」、現在は
「BESS」というブランドで、自社開発したログハウスを販売して
いる。
■家の設計はどれも個性的だ。広いデッキを設け近所の人と交流できる
ようにしたり、2階から1階まで消防士のように棒を伝って降りられる
ようにしたり。2階分の壁一面を棚にして、アウトドアの道具や本を
並べられる家もある。
■なるべく汚さぬよう、すっきりキレイに。そうした家に対する普通の
感覚とは正反対だ。‥‥購入者の家庭は一般家庭に比べ家族間の
コミュニケーションが密だという。
■創業者の二木浩三社長は自社の提供する価値を「面白さと自然を重視
した心の満足」だと定義する。‥‥「家は人生を楽しむためのもの。
家づくりの価値基準が一般の住宅とは違う」と語る。
とのこと。それで、↓↓↓
────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────
ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ 業績アップのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
記事によれば、
・所得が年とともに増え住宅ローンが組める
・住宅価格(実際は地価)が上昇する
という2つの前提条件が成立していたバブル崩壊前までは、
・家=資産
という見方が成立していたとのこと。
おそらく当時の住宅メーカーの営業トークには、
「建てた家に住まなくなっても売ればOK。
利益も出ますよ」
などという言葉もあったのではないでしょうか。
アールシーコアという住宅メーカーは、その頃から、
・家は儲けるための資産でなく、使い倒す道具
という考え方で住宅の企画販売をしていたというのですから、
・家とは何か
という本質を押さえた、まっとうな商売をしていたことになります。
「いずれ、この家で儲けられる」
と考えた人たちは、バブル崩壊で残念なことになりました。
一方、アールシーコアはそういう売り方はしなかったはずで、
恨まれることも無かったでしょう。
当時、企業経営者の間でも副業で、
・不動産業
に乗り出した人が多くいましたが、
「本業一筋にまい進する。
単に儲けることだけを狙った事業はしない」
と決意して過ごした経営者たちは、
バブル崩壊後も傷を負うことはありませんでした。
簡単に言えば、
・欲をかいた者は失敗した
ということです。
結局のところ、
「何のための事業か」
との問いに真正面から答え、取り組んだ経営者は、
長く事業を繁栄させられるということ。
この、
・ごく当たり前のこと
を実践するのが本当に難しいのですが。
アールシーコア
「老子」は、
・欲から離れよ
と教えました。
欲があると現象しか見えない。
欲を離れれば本質が見える。
大金持ちになるには、どうやら欲を捨てる必要がありそうです。
メルマガ:社長が経営に活かす「孫子の兵法」
兵法経営協会(ハマモト経営)ホームページ
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私欲を捨てよ。
そうすれば本質が見えるようになる。
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━━━━━━━ 2016年7月18日付「日経MJ3面」より ━━━━━━━
□■□ 本日の注目企業・人
■□■ 家は資産ではなく道具 アールシーコア
□■□ 自社開発したログハウスを販売
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今日は、バブル崩壊後も住宅の企画販売で業績を伸ばし続けた
住宅メーカー、アールシーコアに関する記事です。
■住宅は値上がりを見込める資産ではなく、使い倒す道具になった。
■1985年に設立し2005年に上場。かつては「ビッグフット」、現在は
「BESS」というブランドで、自社開発したログハウスを販売して
いる。
■家の設計はどれも個性的だ。広いデッキを設け近所の人と交流できる
ようにしたり、2階から1階まで消防士のように棒を伝って降りられる
ようにしたり。2階分の壁一面を棚にして、アウトドアの道具や本を
並べられる家もある。
■なるべく汚さぬよう、すっきりキレイに。そうした家に対する普通の
感覚とは正反対だ。‥‥購入者の家庭は一般家庭に比べ家族間の
コミュニケーションが密だという。
■創業者の二木浩三社長は自社の提供する価値を「面白さと自然を重視
した心の満足」だと定義する。‥‥「家は人生を楽しむためのもの。
家づくりの価値基準が一般の住宅とは違う」と語る。
とのこと。それで、↓↓↓
────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────
ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ 業績アップのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
記事によれば、
・所得が年とともに増え住宅ローンが組める
・住宅価格(実際は地価)が上昇する
という2つの前提条件が成立していたバブル崩壊前までは、
・家=資産
という見方が成立していたとのこと。
おそらく当時の住宅メーカーの営業トークには、
「建てた家に住まなくなっても売ればOK。
利益も出ますよ」
などという言葉もあったのではないでしょうか。
アールシーコアという住宅メーカーは、その頃から、
・家は儲けるための資産でなく、使い倒す道具
という考え方で住宅の企画販売をしていたというのですから、
・家とは何か
という本質を押さえた、まっとうな商売をしていたことになります。
「いずれ、この家で儲けられる」
と考えた人たちは、バブル崩壊で残念なことになりました。
一方、アールシーコアはそういう売り方はしなかったはずで、
恨まれることも無かったでしょう。
当時、企業経営者の間でも副業で、
・不動産業
に乗り出した人が多くいましたが、
「本業一筋にまい進する。
単に儲けることだけを狙った事業はしない」
と決意して過ごした経営者たちは、
バブル崩壊後も傷を負うことはありませんでした。
簡単に言えば、
・欲をかいた者は失敗した
ということです。
結局のところ、
「何のための事業か」
との問いに真正面から答え、取り組んだ経営者は、
長く事業を繁栄させられるということ。
この、
・ごく当たり前のこと
を実践するのが本当に難しいのですが。
アールシーコア
「老子」は、
・欲から離れよ
と教えました。
欲があると現象しか見えない。
欲を離れれば本質が見える。
大金持ちになるには、どうやら欲を捨てる必要がありそうです。
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