「ハト時計」の人気復活、リズム時計工業
- 2016/12/05
- 08:48
◎兵法経営 今日のポイント
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相手にとって大事な人は誰か。
つながりを押さえて売り方を組み立てよう。
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━━━━━━━━ 2016年11月18日付「日経MJ9面」より━━━━━━
□■□ 本日の注目企業・人
■□■ 孫ギフトに「ハト時計」 リズム時計工業
□■□ 玩具の代わりに静かな人気
────────────────────────────────
今日は、製造販売している「ハト時計」が人気という、
リズム時計工業に関する記事です。
■「孫の笑顔を見たいと言って買う年配客が多いんです」。時計事業部
の梅田久人マーケティング部長はこう話す。
■孫の存在が生きがいというシニア層は多く、テレビゲームなどのおも
ちゃでは味気ないとこだわる人が増えている。
■リズム時計工業は1970年代に製造を始め、現在9モデルを取り扱う。
‥‥国内でハト時計をつくる唯一の会社で、全製品は茨城県内の自社
工場で組み立てている。
■定時になると鳥が飛び出して「ホッホー」と時刻を知らせてくれる仕
組みだ。鳴き声も自然な音色を出すようこだわっている。
■最新の「カッコーヴァルト」の価格は税別5万円だが、鳴き声に加え
水車が回ったりオルゴールが鳴ったりする機能が好評を得ているとい
う。
■認知度をさらに高めようと、昨年からCMを流し始めた。おじいちゃ
んやおばあちゃんがハト時計を孫にプレゼントする内容で、実際に
CMを見て購入した年配客もいたという。
■「カッコーヴァルト」の月ベースの販売台数は通常の10倍にあたる
200~300台に急増した。
とのこと。それで、↓↓↓
────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────
ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ 業績アップのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
ハト時計、いいですね。
おそらく、子供は皆、
・ハト時計のある暮らし
にあこがれるのではないでしょうか。
日本人が「ホッホー」と時を知らせるハト時計の存在を知るきっかけは、
テレビドラマやアニメなどにあるのでしょう。
記事によれば、
「ハト時計は独南西部のシュバルツバルトで誕生した。西欧で春告げ鳥
として親しまれているカッコーがモチーフだが、日本に輸入されると
ハト時計と呼ばれるようになった」
とのこと。
本当はハトではなくカッコーなのですね。
80年代に日本でも流行した後、市場は徐々に縮小したそうです。
80年代といえばファミリーコンピューターやパソコンが登場した時期。
その後はITがどんどん進んでいきましたから、こういう古い感覚の
製品は人気が衰えていったものと思われます。
しかし、今や人々は、
・ITに疲れ気味
ではないでしょうか。
刻々と更新されるネットの情報、
どこにいても手元まで連絡が届くメールやライン、
情報発信が義務になったかのようなSNSの普及 etc.
「出来れば、スマホから逃れたい」
と思っている人も少なくないかも。
常に何かに追いかけられている中で、
・癒してくれる人やモノ
の存在価値が高まる昨今。
めまぐるしい変化についていくのが難しいシニア層にとって、
「孫」
は、俗にいう、
「目に入れても痛くない」
ほど大切な存在となっているようです。
そんな孫へのプレゼントとして、ハト時計は最適。
なぜなら、
・何より孫が喜んで笑顔になる
さらに、
・いつまでも使ってもらえる
・おじいちゃん、おばあちゃんがくれたと思い出してもらえる
といった点が、プレゼントする側にとって魅力なのです。
こんなハト時計のような製品を扱えば、
ヒットは間違いないでしょう。
カッコーヴァルト
「孫子の兵法」では、
・第三者のホンネを押さえよ
と教えています。
敵に勝つには敵のことばかり考えていてはダメです。
第三者を味方に出来れば、立場はかなり有利になります。
相手にとって大事な人は誰なのか。
その人は何を望んでいるのか。
つながりを考えてマーケティングプロセスを組み立てましょう。
メルマガ:社長が経営に活かす「孫子の兵法」
兵法経営協会(ハマモト経営)ホームページ
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相手にとって大事な人は誰か。
つながりを押さえて売り方を組み立てよう。
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━━━━━━━━ 2016年11月18日付「日経MJ9面」より━━━━━━
□■□ 本日の注目企業・人
■□■ 孫ギフトに「ハト時計」 リズム時計工業
□■□ 玩具の代わりに静かな人気
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今日は、製造販売している「ハト時計」が人気という、
リズム時計工業に関する記事です。
■「孫の笑顔を見たいと言って買う年配客が多いんです」。時計事業部
の梅田久人マーケティング部長はこう話す。
■孫の存在が生きがいというシニア層は多く、テレビゲームなどのおも
ちゃでは味気ないとこだわる人が増えている。
■リズム時計工業は1970年代に製造を始め、現在9モデルを取り扱う。
‥‥国内でハト時計をつくる唯一の会社で、全製品は茨城県内の自社
工場で組み立てている。
■定時になると鳥が飛び出して「ホッホー」と時刻を知らせてくれる仕
組みだ。鳴き声も自然な音色を出すようこだわっている。
■最新の「カッコーヴァルト」の価格は税別5万円だが、鳴き声に加え
水車が回ったりオルゴールが鳴ったりする機能が好評を得ているとい
う。
■認知度をさらに高めようと、昨年からCMを流し始めた。おじいちゃ
んやおばあちゃんがハト時計を孫にプレゼントする内容で、実際に
CMを見て購入した年配客もいたという。
■「カッコーヴァルト」の月ベースの販売台数は通常の10倍にあたる
200~300台に急増した。
とのこと。それで、↓↓↓
────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────
ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ 業績アップのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
ハト時計、いいですね。
おそらく、子供は皆、
・ハト時計のある暮らし
にあこがれるのではないでしょうか。
日本人が「ホッホー」と時を知らせるハト時計の存在を知るきっかけは、
テレビドラマやアニメなどにあるのでしょう。
記事によれば、
「ハト時計は独南西部のシュバルツバルトで誕生した。西欧で春告げ鳥
として親しまれているカッコーがモチーフだが、日本に輸入されると
ハト時計と呼ばれるようになった」
とのこと。
本当はハトではなくカッコーなのですね。
80年代に日本でも流行した後、市場は徐々に縮小したそうです。
80年代といえばファミリーコンピューターやパソコンが登場した時期。
その後はITがどんどん進んでいきましたから、こういう古い感覚の
製品は人気が衰えていったものと思われます。
しかし、今や人々は、
・ITに疲れ気味
ではないでしょうか。
刻々と更新されるネットの情報、
どこにいても手元まで連絡が届くメールやライン、
情報発信が義務になったかのようなSNSの普及 etc.
「出来れば、スマホから逃れたい」
と思っている人も少なくないかも。
常に何かに追いかけられている中で、
・癒してくれる人やモノ
の存在価値が高まる昨今。
めまぐるしい変化についていくのが難しいシニア層にとって、
「孫」
は、俗にいう、
「目に入れても痛くない」
ほど大切な存在となっているようです。
そんな孫へのプレゼントとして、ハト時計は最適。
なぜなら、
・何より孫が喜んで笑顔になる
さらに、
・いつまでも使ってもらえる
・おじいちゃん、おばあちゃんがくれたと思い出してもらえる
といった点が、プレゼントする側にとって魅力なのです。
こんなハト時計のような製品を扱えば、
ヒットは間違いないでしょう。
カッコーヴァルト
「孫子の兵法」では、
・第三者のホンネを押さえよ
と教えています。
敵に勝つには敵のことばかり考えていてはダメです。
第三者を味方に出来れば、立場はかなり有利になります。
相手にとって大事な人は誰なのか。
その人は何を望んでいるのか。
つながりを考えてマーケティングプロセスを組み立てましょう。
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